小説とビジュアルノベルを中心とした、どうしまつ個人のポートフォリオです。
学園伝奇、ファインタジー、日常ものなど、長編から超短編まで揃えています。もの書きメインで、絵と音楽は外注と素材利用です。
そう、これは私がまだ少女だった頃の話。
見上げた星空、むせるような草の匂い。
今も目を閉じれば、はっきりと蘇る。
いつまでも、こんな時が続くと思っていた。
でも、二度と繰り返すことは無かった。
ジャナム ルァダ ウォモ パジェ ト
ジャナム ルァダ コ パジェ ヒ
六十七の星の下で一度だけ演じられた。
それは、私と世界の物語。
序章
その夜、柳達也は五つ離れた妹の佐奈に歌を聞かせてやっていた。
佐奈はこの燕月で十歳になったというのに、未だに子守唄代わりに達也の歌をせがむ。
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サンプル1の一部映像化です。
絵と音楽は外注及び無料素材で作成しています。